あたしたちの青春は、彼らの音楽がすべてだった!
田舎の女子高生4 人組が、1000 キロ離れた東京へ自転車で向かうロードムービー
福岡県北九州市の片田舎に住むチエたち女子高生4 人組は、ロックバンド“クリープハイプ”の大ファンだ。彼女たちは、福岡のライブを見に行って出待ちした時に、『東京のライブにもぜひ』と言われた言葉を真に受けて、東京に行くことを“ノリ”で決意する。高校3 年生最後の夏休み、彼女たちの自転車で日本を横断する1000 キロの旅が始まった!
監督は、クリープハイプとタッグを組んだ『自分の事ばかりで情けなくなるよ』、『ワンダフルワールドエンド』(第65 回ベルリン国際映画祭正式出品)など、ジャンルやカテゴライズにとらわれない<今>を切り取り続ける松居大悟。出演には、6 秒動画Vine で有名な現役女子高生(現在は専門学校生)として知られる大関れいか、メジャーデビューを果たしたシンガーソングライターの井上苑子、『男子高校生の日常』『鈴木先生』の三浦透子、ミスiD2014 ファイナリストの真山朔、松居監督『自分の事ばかりで情けなくなるよ』で主演を務め、日本映画界を担う若手実力派俳優・池松壮亮をはじめ、中村映里子、武田杏香などが集結。主題歌『わすれもの』はこの映画のためにクリープハイプが書き下ろした。
撮影当時、現役女子高生だった4 人(その内3 人はほぼ演技未経験)を主演に迎えた、完全オリジナルストーリーの本作は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015 にて「スカパー!映画チャンネル賞」、アカデミー賞受賞作品『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』他大作を抑えて観客賞「ゆうばりファンタランド大賞」の2 冠に輝いたバージョンから、さらに再編集し、クリープハイプの主題歌が加わった完成版である。
どうじようもなく好きなものがあるすべての人に捧げる、リアルな瞬間がつめこまれた、疾走感あふれる新たなる青春映画がいよいよ走り出す!